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『心と体がラクになる読書セラピー』

読書療法とは何か、その理論と実践、歴史や各国の事例についてまとめています。読書療法について知りたい方は、まずは本書をご一読ください。シチュエーション別のおすすめ本ブックガイドも収録されています。


中国語繁体字版も発売されています。

『古典の効能』

古典への難しそうな印象が変わる、柔軟で強い生き方を『万葉集』『枕草子』『古事記』から紹介しています。古典を題材に、読書療法を実感できるエッセイ集です。

『うつの世界にさよならする100冊の本』

読書でうつから回復した経験を基に、おすすめの100冊のエッセンスを紹介しています。文字が読めない段階から、回復過程に応じて読者に寄り添います。

『読む薬』

読書の効果について、各種の研究結果をわかりやすくまとめています。日本読書療法学会が監修しています。

参考資料

Reference

過去の勉強会の資料は以下からご覧いただけます。ご自由にご利用いただけますが、書籍や論文に引用される際は、お問い合わせ欄からご連絡のうえ、参考資料として明記をお願いいたします。
目的別におすすめの参考資料は次の通りです。
身近な状況で読書療法を活用したい→第17回~第26回、第28回、第31回、第32回のテーマ別選書
読書会に読書療法を取り入れたい→第13回~第16回の「読書療法実践ガイドを読む」シリーズ
うつからの回復に活用したい→第2回の「うつからの回復と読書」と第3回の「セルフヘルプ本」

No.開催日テーマ概要資料
DL
342020年
2月24日
読書療法とは何か読書療法とは何かについて講義形式でお伝えしました。講義録の代わりに『心と体がラクになる読書セラピー』をご参照ください。
332020年
2月22日
読書療法とは何か読書療法とは何かについて講義形式でお伝えしました。講義録の代わりに『心と体がラクになる読書セラピー』をご参照ください。
※第34回と同内容ですので、当日資料はそちらをご参照ください
322019年
4月14日
片づけと読書療法「片づけ」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。これまで片づけのためにどのような本を読み、どのような効果があったかを述べています。
312018年
11月3日
ダイエットと読書療法「ダイエット」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。これまでダイエットのためにどのような本を読み、どのような効果があったかを述べています。減量という意味でのダイエットだけでなく、「食と向き合う」こともテーマに含みます。
302018年
2月18日
読書療法とは何か読書療法とは何かについて講義形式でお伝えしました。講義録の代わりに『心と体がラクになる読書セラピー』をご参照ください。
292017年
5月28日
認知症への介入としての読書療法『認知症を乗り越えて生きる』を用いて著者がどのように読書療法を行ったのかを講義形式でお伝えしました。日本における認知症の当事者の書籍も紹介しながら、読書療法の事例と今後の可能性を検討しています。
282017年
2月26日
「美醜」をテーマにした選書「美醜」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が美しいと感じるもの、醜いと感じるものは何か、その基準はどこから来ているのかなどを検討しました。
272016年
12月25日
読書療法の経験を語るその年に読んだ本の中で読書療法を実感した本を参加者が紹介しました。
262016年
11月6日
「執着」をテーマにした選書「執着」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。その執着はどこから生じているのかなどを検討しました。
252016年
8月28日
「正義」をテーマにした選書「正義」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。正義を振りかざして人を叩く風潮がある中、自分にとって正義とは何かを検討しました。
242016年
4月24日
「悪意」をテーマにした選書「悪意」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。他人から悪意を向けられたときや自分の中に悪意が芽生えるときについて検討しました。
232016年
2月28日
「老い」をテーマにした選書「老い」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が老いと向き合ううえで力となる本、老いを感じて落ち込みがちな人に力となる本や老いとは何かを考えさせる本を取り上げました。
222015年
12月13日
「幸せ」をテーマにした選書「幸せ」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が幸せを感じる本、幸せだと思えない人に幸せを気づかせる本、幸せとは何かを考えさせる本を取り上げました。
212015年
9月27日
「怒り」をテーマにした選書「怒り」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が怒りを感じたときに気持ちを落ち着かせてくれる本、怒りへの対処方法を教えてくれる本、あるいは自分の怒りがどこから来ているのか気づかせてくれる本を取り上げました。
202015年
7月26日
「受容」をテーマにした選書「受容」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が実際に読んでこれまで受け容れられなかったことが受け容れられるようになった本、あるいは受容できずに悩む人に薦めたい本、受容する気すらない人にヒントを与えるような本を取り上げました。
192015年5月24日「自信」をテーマにした選書「自信」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が実際に読んで自分に自信を持てるようになった本、あるいは自分に自信がない人に薦めたい本を取り上げました。
182015年
3月1日
「不安」をテーマにした選書「不安」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が不安なときに読みたい本、実際に読んで不安が解消された本、不安を感じている人に薦めたい本を取り上げました。
172015年
1月25日
「孤独」をテーマにした選書「孤独」をテーマにした選書を各参加者が紹介しました。自分が孤独なときに読みたい本、実際に読んで力を得た本、あるいは孤独を感じている人に薦めたい本を取り上げました。
162014年
11月30日
読書療法実践ガイドを読む IV第15回に続き”Biblio/Poetry Therapy: The Interactive Process: A Handbook”の内容を紹介し、登場するワークを参加者同士で実際に行いながら学びました。集団での読書療法(読書会)を行う際の検討事項を中心に、進行の仕方や参加者、集団内での関係性について触れています。
152014年
9月28日
読書療法実践ガイドを読む III第14回に続き”Biblio/Poetry Therapy: The Interactive Process: A Handbook”の内容を紹介し、登場するワークを参加者同士で実際に行いながら学びました。読書療法家に求められる資質が中心です。
142014年7月13日読書療法実践ガイドを読む II第13回に続き”Biblio/Poetry Therapy: The Interactive Process: A Handbook”の内容を紹介し、登場するワークを参加者同士で実際に行いながら学びました。読書療法を行うための本の選び方や読書療法家についての内容が中心です。
132014年
2月23日
読書療法実践ガイドを読む ⅠNational Federation for Biblio/Poetry Therapyから発行された、読書療法に関する詳細なハンドブック”Biblio/Poetry Therapy: The Interactive Process: A Handbook”の内容を紹介し、登場するワークを参加者同士で実際に行いながら学びました。
122013年
12月8日
矯正教育と読書療法II第11回の内容を踏まえ、各地の少年院における読書療法の実践についてより詳細に検討しました。
112013年
9月29日
矯正教育と読書療法 Ⅰ日本における読書療法は、1970年代には主に矯正教育において活用されていました。矯正教育についての理解を深めるために少年犯罪と処遇の現状をお伝えし、被害者の視点に注目しました。その上で1970年代に実践されていた読書療法の事例を紹介し、現在の矯正教育における読書療法の活用状況を簡単に説明しています。
102013年
7月28日
読書科の取り組み読書を正規の授業に組み込んだ全国初の取り組みである「読書科」について学びました。「読書科」は、本好きな子どもを増やすために東京都江戸川区教育委員会が2012年度から区内の公立小中学校で独自の科目として導入したものです。江戸川区教育委員会の統括指導主事であり、「読書科」担当者の浜田真二先生から「読書科」の取り組みの現状や課題について伺いました。
92012年
10月21日
依存症と読書療法アルコール依存や薬物依存、喫煙、甘いものがやめられないなど、さまざまな依存症に読書療法を活用する余地はどれだけあるのでしょうか。依存症が専門で、「リセット禁煙」に読書療法を活用されている医学博士・メディカルコーチの磯村毅先生から依存症のメカニズムや読書療法の活用の実態を伺い、今後の適用可能性を検討しました。
82012年
8月5日
日本における読書療法の普及のために~イギリスの現状を参考にイギリスにおける読書療法の取り組みを紹介し、読書療法家に求められる要件とは何か、精神科医や司書の方々と連携していくためにはどのような方法があるかなど、日本における読書療法の普及のために今後どんなことが必要か、参加者で検討しました。
72012年
6月10日
読書療法の限界を考える~ディスレクシアについて読書療法の限界のひとつに、読書そのものが苦手な場合があります。ディスレクシア(読字障害)の当事者として啓発活動に努める南雲明彦先生からディスレクシアとは何かを伺い、読書療法の適用可能性を検討しました。
62012年
4月15日
死と読書 II自分の死生観を支える本を各参加者が紹介しました。
52012年
2月19日
死と読書 Ⅰ親しい人が亡くなったときの喪失感や、死に対する恐怖など、死の問題は、うつとも深い関わりがあります。自分自身の死生観を支えるような本と各自が出逢うための機会を提供するため、緩和医療医の大津秀一先生から看取りの現場について伺い、「死と読書」について検討しました。
42011年
11月27日
私の読書法ー療法的観点を中心に本の選び方や読み進め方、読書の工夫など、読書法について日本読書療法学会会長の寺田真理子がお伝えしました。詳細な情報は『心と体がラクになる読書セラピー』をご参照ください。
32011年
9月25日 
セルフヘルプ本『いやな気分よさようなら』をはじめ、多々あるセルフヘルプ本を紹介・検証しながらそれぞれに適した活用方法を検討しました。
22011年
8月6日
うつからの回復と読書うつからの回復過程と読書について、どの時期にどんな本を読んだのかという体験談と具体的なおすすめの本の紹介を交えながら日本読書療法学会会長の寺田真理子からお伝えしました。
12011年
6月25日
読書療法とは何か読書療法の成立から最近の研究事例までを日本読書療法学会会長の寺田真理子からご説明しました。その後の最新情報については『心と体がラクになる読書セラピー』をご参照ください。

講演会・イベント

Seminar/Event
『言葉の色彩と魔法』本と音楽の会2020年
9月13日
シリアの亡命作家ラフィク・シャミのショートストーリー 59 編を収めた 『言葉の色彩と魔法』を題材に「本と音楽の会」を開催しました。本書の担当編集者であり、JPIC読書アドバイザーでもある植村志保理さんから、本書の内容や作者、文化的背景となるシリアについてなど、ご紹介いただきました。また、チェリストの植草ひろみさんには、本書からインスピレーションを受けて生まれたオリジナル曲を初披露していただきました。
『虹色のコーラス』読書会&交流会2019年
10月6日
スペインのバルセロナを舞台にした小説『虹色のコーラス』 は、生き方や恋愛観、ダイバーシティ、それに音楽と、さまざまなテーマを含んでいます。本書を題材に、読書会を開催しました。読書会の後はチェリストの植草ひろみさんのミニコンサートで、主人公の出身地フランスや舞台のスペイン、そして「本」にまつわるオリジナル曲を演奏していただきました。
第4回講演会 
横田南嶺先生
「私の人生を導いた言葉との出逢い」
2017年
10月29日
臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺先生をお迎えし、人生の節目ごとに出逢った印象深い言葉や読書経験についてお話しいただきました。
第3回講演会 
若松英輔先生
「悲しみの秘義をめぐって」
2016年
6月18日
批評家の若松英輔先生をお迎えし、ご著書『悲しみの秘義』をめぐって言葉と思い、そして「読むと書く」ということについてお話しいただきました。
第2回講演会 
林望先生
「報われなさを生き抜くために」
2014年
5月25日
顧問の林望先生をお迎えし、生きていく中で「こんなに頑張っているのに成果が出ない」という局面での心の在り方や乗り越え方についてお話しいただきました。
第1回講演会
清川妙先生
「私を支えた読書体験」
2012年
12月23日
顧問の清川妙先生をお迎えし、どのように読書を通して生きる力を得て人間性を育んでこられたかをお話しいただきました。
ブックトーク2012年
9月17日
「カミナリ」をテーマにしたブックトークで様々な分野の本を紹介しました。

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